＜　ナツメヤシ：デーツ：Date（果実）　＞　◎デーツは”神の与えた食物”、”エデンの園の果実”とも称され、紀元前から食され、現在でも世界中で大人気の食物です。数百種品種の中で、ピアロム種が最高と言われています。　◎完熟のデーツは、小豆で煮詰めた干し柿の様な濃厚で慈愛に満ちた風味と甘さがあり。ミネラルがとても豊富です。　◎現地では果実の熟度に対する名前が、未熟で緑のkimri、完熟天日干しのtamrなど１７種類もあり、身近で重要な食物であることが分かります。　◎北アフリカ、南西アジア原産のヤシで、果実はデーツ：Dateと呼ばれ、この地域の重要な食品です。乾燥と高温に非常に強く、砂漠周辺部等の乾燥地域での栽培に適しています。　◎成木は高さ３０ｍに達し、通常単幹ですが、根元から株立ちになることもあります。葉は乾燥に耐えられる様に、他のヤシと比べると小葉の幅が狭く、硬質で棘の様に感じられます。雌雄異株。　◎実生で良く発芽し、実生５年目から結果し始め、１００年以上の寿命の内６０年目辺りが最も良質な実が収穫できると言われています。　◎品種は数百種類ありますが、ピアロム種が最高と言われています。　◎実は種類により、球に近いものから細長い楕円体まであり、総じて幅１５から２５mmm、長さ２０から６０mmです。実には１個のたねがあり、象牙色の長楕円体で片側に深い溝がある特異な形状で、オオミヤシの種を連想させられます。